CPI のレンタルサーバで SCP を使う方法
CPI のレンタルサーバのプランのひとつ「共用レンタルサーバー ACE01」では SSH は使用できるが、SCP は使用できない。
SSH でログインして scp コマンドを実行してみると、どうやら scp コマンドがインストールされていないので使えるようにしておこう。
設定方法
- CPI のウェブコントロールパネルから SSH の設定を有効にする。
- SSH の鍵を生成し、秘密鍵をダウンロードする。ここで設定テストサイト、本番サイトどちらから設定しても共通の設定となる。
- SSH でログインし、
uname -a
コマンドでアーキテクチャを調べる。例えば FreeBSD 10.1-RELEASE-14 AMD64 や FreeBSD 8.4-RELEASE-p11 AMD64 だということが分かる。 - 前の手順で調べたアーキテクチャで使用できる scp のバイナリを入手する。FreeBSD の場合は 8.x 以前では *-livefs.iso を、 9.x 以降の場合は *-disc1.iso から入手するのがよい。
- SFTP で接続し、ホームディレクトリに bin というディレクトリを作成する。幸い ~/bin にパスは通っている。
- 作成した bin の中に scp のバイナリをアップロードし、SFTP または
chmod 755 ~/bin/scp
で実行権限を与える。