PuTTY に付属する PSCP でファイルを転送する
Windows には scp コマンドがない(Windows 10 の Windows Subsystem for Linux にはあるかもしれない)。SSH クライアントに PuTTY を使っているなら PSCP を使おう。
PSCP はコマンドラインで動作するツールながら、PuTTY の GUI 上で接続条件を設定してセッションとして保存しておけば、それを読み込めるのが便利なところ。
セッションを使用してファイルをリモートから転送するには次のコマンドを実行する。
pscp -C -load セッション ホスト名:/コピー元/の/ファイル ファイル名
逆に、ローカルからリモートへファイルを転送するには次のコマンドを実行する。
pscp -C -load セッション ファイル名 [ファイル名...] ホスト名:/コピー先/ディレクトリ
scp コマンドと同様、 -r オプションを使用することでディレクトリのコピーも行える。