Google Chrome の翻訳機能を Web ページ上で制御する
Google Chrome でデフォルトの言語以外の言語で書かれたページを表示すると翻訳バーが表示される。
この翻訳バーは Web ページの内容に応じて表示されるが、時には言語を誤って判定されて邪魔になることもある。
そこで、翻訳バーを制御するための方法をここに示す。
Web ページの言語を指定する方法
最も自然で簡単な方法がこれ。HTTP ヘッダに Content-Language ヘッダを出力する。
Content-Language: ja
あるいは HTML 中に meta 要素を書いてもよい。
<meta http-equiv="Content-Language" content="ja">
こう指定することによって、Google Chrome を日本語で利用している場合は翻訳バーが出ないようになる。
翻訳を完全に無効にする方法
Web ページの翻訳を完全に無効にするには、次の meta 要素を追加する。
<meta name="google" value="notranslate">
もしくは次の書き方でもよい。
<meta name="google" content="notranslate">
部分的に翻訳を禁止するには、翻訳してほしくない箇所に notranslate というクラスを追加する。
Email us at <span class="notranslate">sales at mydomain dot com</span>
この方法は固有名詞やソースコードなど、翻訳する必要のない部分を明示するのに便利。また、Google の提供する Web ページ翻訳サービスにも適用されるので覚えておくとよい。